メルボルン大学、4人の研究者にマールズ賞とウッドワード賞を授与

Oct 14, 2023

権威あるメルボルン大学賞であるマールズ・アンド・ウッドワード・メダルが、人文科学、社会科学、医学分野の優れた研究者4名に授与されました。

マールズメダルは、メルボルン大学の上級学者の委員会によって、過去10年間に独自の研究がもたらした多大な影響と実証的な貢献を表彰して、メルボルン大学の教職員に毎年授与されます。

マールズメダルは2020年に設立され、メルボルン大学の卒業生で初の女性学長であるフェイ・マールズAM女史に敬意を表して名付けられました。 マールズ女史は、ビクトリア州初の機会均等委員でもあり、社会福祉と公共サービスの先駆者でもありました。

元大学総長サー・エドワード・ウッドワードとレディ・ウッドワードによって設立されたウッドワード・メダルは、科学と技術、または人文科学と社会科学の分野の知識に多大な貢献をした、過去5年以内に発表された研究に対して毎年授与されます。

2023 年のマールズ メダルは以下に授与されます。

フェリシティ・ベイカー教授音楽介入（特に合唱）がうつ病、神経精神症状、および精神神経症状に対して臨床的に有意な短期的および長期的効果があることを発見した研究に対して、美術音楽学部（FFAM）からマールズ・ハス賞を受賞。認知症とともに高齢者施設で暮らす人々の生活の質。 彼女の研究は、オーストラリア人の幸福に対する芸術の利点を強調しており、世界保健機関 (WHO) の政策に影響を与えるなど、国内外に影響を与えています。

ブレット・マンリー准教授、より単純な「非侵襲的」技術（気管内チューブを使用しない）を使用して、呼吸障害のある早産児における有害な可能性のある人工呼吸器を回避することに焦点を当てた研究が評価され、医歯学保健科学部（MDHS）からマーレスSTEMM賞を受賞しました。または人工呼吸器）赤ちゃんの呼吸をサポートします。 新生児挿管に関する彼の研究は、5 か国で乳児の命を救う医療行為に応用されています。

2023 年のウッドワード メダルは以下に授与されます。

ジェニファー・ジュノ博士 、T細胞がワクチン接種に対する長期持続する防御免疫反応の促進に役立つメカニズムを理解しようとする研究プログラムに対して、医歯健康科学部（MDHS）からWoodward STEM賞を受賞しました。 彼女の研究は、特に CD4 T 濾胞ヘルパー細胞の役割と、インフルエンザ、SARS-CoV-2、HIV などの世界的に重要なウイルス病原体に対する高品質の抗体応答を促進する細胞の能力に焦点を当てていました。 彼女の大規模な血液サンプルのタイムリーな収集と新しい分析により、新型コロナウイルス感染症パンデミックの重要な時期におけるワクチンの有効性についての迅速な洞察が得られました。

デビッド・マキニス准教授 、シェイクスピアと近世演劇の新しい見方における画期的な業績に対して、芸術学部よりウッドワード・ハス賞を受賞。 ウィリアム・シェイクスピアの失われた演劇の断片的な証拠を分析することによって、彼は私たちが近世演劇の生き残った部分を新しい方法で見るのに役立ちます。 彼は、16 世紀後半から 17 世紀初頭にかけてロンドンの劇場の観客に親しまれていたであろうが、さまざまな理由で現存していないさまざまな作品を調査しました。 マッキネス准教授は、もう現存していないこの時代の演劇は、現在でも入手可能な演劇よりも劣っていたに違いないという従来の概念に断固として異議を唱えます。 彼は、シェイクスピアの聴衆が利用できるものの幅広さを認識することで、シェイクスピア自身の作品に対する私たちの理解をどのように新たにするかを示しています。

メディアチーム

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